最近話題のChatGPT。
メディアでも教材づくりの負担軽減になるなど、特集されています。
今回は実際に使ってみて、こんなことに気を付けたい!と思ったことをご紹介します。
この記事の情報は2023年3月時点のものです。
自己紹介
ChatGPTとは何?
テキストで質問や発言をすると、返事を返してくれるAI(人工知能)です。
AI(人工知能)には大量の情報がストックされており、その情報を基に自然な言葉で返事が表示されます。
サイト自体は英語で表示されていますが、日本語テキストで入力すると、日本語で返事をもらえます。
ChatGPTを初めて使う方法は?
https://openai.com/blog/chatgptにアクセスします。
Try ChatGPTへ進みます。
Sign upへ進みます。
Create your account(アカウントを作成)から、メールアドレス、携帯電話番号を登録。
私自身、携帯電話番号を入力することにちょっと不安がありました。。。
全部、英語のページですし…
皆様、詐欺サイトでないかなど、普段からお気を付けください。
Chat GPTの学校教育における活用のメリット|教材作成の負担軽減になる
メディアや同僚に教えてもらいましたが、英語の先生はかなり活用できそうです。
例えば、こんなことができます。
最初見たときはビックリしました!
また、長文問題の内容一致問題も作れます。
例えば、フリー素材の英文について、内容一致問題を作ってもらいました。
当初5問をと思いましたが、想像より文面が長かったので、途中で切ってしまいました。
最後に確認することは必要ですが、かなりの負担軽減になりそうです。
ChatGPTの学校教育における活用のデメリット|今のAIには質問力がない
ChatGPTを使っていて、逆にAIの方から質問されることがありません。
AIは蓄積された膨大な情報をを基に、返事を返してくれます。
一方、質問をする能力は今のAIに備わっていません。
先ほどの仮定法の問題について、最初に意向とは異なる答えが返ってきました。
英語の文法問題を想定していましたが、日本語の文章が返ってきました。
仮に、人に同じことを依頼するなら、こういった返事にはならないでしょう。
人ならこういった返事になるでしょうか。
というのも、人同士の会話なら、聞き手はこういったことを(無意識に)考えるからです。
あるいは、自分(話し手)も次のようなことを(無意識)に考えます。
人同士なら情報を探りながら、コミュニケーションを完成させていくからです。
AIは便利ですが活用するために、人間側も慣れていくことが大事ですね。
AIで全ての悩みが解決できるわけではない
中にはこんな案もあります。
しかし、今のAIには「質問力」がないので、すべての問題が解決されるとは考えにくいです。
例えば、進路選択は大学の選択肢、学力だけで答えを出せる訳ではありません。
AIはbetterな選択肢を多く提供してくれるのですが、bestな選択肢は人で生み出す必要がありますね。
今後、Society 5.0で蓄積される情報の量が膨大になれば、もしかしたらbestな選択肢をAIが提示してくれるかもしれません。
ChatGPTの学校教育における活用のメリット・デメリットのまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
上手に活用して、負担をコントロールしつつ、教育力の向上に活かしたいですね。
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