新型コロナウイルスが流行した時期,多くの学校,部活動が制限されました。
コロナ禍の部活動についてお伝えしていきます。
自己紹介
感染防止の対策について
通常の授業は生徒が基本的には同じ方向を向き,またコロナ禍ではアクティビティ,発言を制限しています。
それゆえ,マスクをしていれば感染症をある程度抑えられるかもしれません。
ただ部活動となると生徒同士話し合ったり,大きな声で声援を送ったりします。
もしかするとマスクをしていればそれでも感染症拡大は抑えられるのかもしれません。
ただ,運動部はマスクを外さないと呼吸が苦しくなります。
演劇部,吹奏楽部,料理部などはマスクを外さないと活動が難しくなります。
活動の際にマスクを外し,そのまま話を始めてしまうケースがあります。
また,高校生くらいになると通常時は帰り際に会食をしていた人もいるでしょう。
コロナ禍では当然自粛を求められますが,大人だって守れていないことを子供が守り切れるとは思えません。
文部科学省や教育委員会からは感染症対策を行って部活動をしてくださいとのことです。
ちなみに,ガイドラインは大事ですが,部活動を教員の業務と認めた上でこういったことは進めるのが筋ではないかと個人的には思います。
ある時は部活動は業務ではない,ある時はガイドラインを守って実施しなさいと都合のいいように物事を進めているなと感じています。
こういったガイドラインを受けて,学校独自,部独自にガイドラインを定めて感染症対策に努めています。
参加生徒は同意書の提出を義務化していることが多い
部活に参加する以上は同意書を提出した人だけ部活に参加でた学校も多かったです。
同意書にはこんな内容に関するものでした。
そして同意書の形式で提出する以上,生徒だけでなく保護者の方の署名をもらいます。
同意書は部活動の感染症対策について,保護者の方に向けてというのが大きいかもしれません。
生徒への指導に加えて,保護者の協力も今一度認識してもらうためです。
一部の保護者は,学校や部活動の時間は,子供を預けられる時間ととらえている人もいます。
学校は医療機関ではないので,健康管理や感染症対策等をしない人の治療はできないです。
また,感染症拡大の抑制には限度があります。
(誤解のないように,医療機関だったら送り出してよいというわけではありません。)
生徒の健康状態,感染症対策について責任を持っているという自覚を持ってもらうために参加の際に保護者に同意書をもらっています。
(ただ,これは通常時は守らなくてよいというわけでもないはずなのですが…)
学校や自治体によって対応が分かれる理由
学校や自治体によって部活動をするかどうか対応が分かれていました。
普段の生徒の様子,保護者の協力を得られるかなどを基に判断していると思われます。
また,部の数,加入生徒数,施設面,大会の有無(活動の必要性)によって,日数を減らしてやる,まったくやらないなどの対応を検討していると思われます。
また,地域や通っている学校に知り合いが多く「みんなで気を付ける雰囲気がある」地域なら活動自体は継続しやすいです。
一方、人口が多い,住民の入れ替わりが激しいなど,地域としての統一感を持ちづらい地域や学校は活動停止にしなければいけないかもしれません。
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