大学入試の小論文対策【添削経験者の解説】

大学入試の小論文対策【添削経験者の解説】

受験している女子生徒勉強のワンポイント・アドバイス
この記事は約5分で読めます。

大学推薦入試総合型選抜小論文を課されることがあります。

  • 小論文って何?
  • 作文と何が違うの?

こんなことを思うかもしれません。

私は大学院では論文を読んだり、書いたりしました。

また、教員になってから受験生の小論文を添削しました。

それらの経験が活きればと思います。

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をおススメしたい方
  • 大学入試で小論文の課題がある受験生
  • 小論文と感想文の違いに悩んでいる高校生
  • 小論文の指導に悩んでいる先生方
  • 楽に受験を終わらせたいから推薦や総合型にしよう」と勘違いをしている受験生
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大学入試の小論文対策① 小論文とは論文を小さくしたもの

そもそも論文とは、根拠を基に自分の考えを述べるものです。

後でも書きますが、感想文とは明確に区別しましょう。

作文は、文を作ることなので、広い意味で小論文も感想文も作文になります。

論文
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大学入試の小論文対策② 論理的に整理をして書いていこう

テーマが1つに絞られている場合の例を見ていきましょう。

1段落目テーマの再確認、自分の意見を簡単に書きます。

字数に余裕があるときは、どんな根拠を使うかも簡単に書きましょう。

いきなり結論を載せるの?!と思うかもしれません。

人の話は結論から聞いた方がわかりやすいのです。

2段落目拠、事実、具体例、データなどを書きます。

根拠等を2つ使う場合は、段落を分けて書いていきます。

最終段落では再度テーマの再確認、自分の意見を簡単に書きます。

1段落目と同様に字数に余裕があるときは、簡単に提示した根拠も振り返りましょう。

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論文を書くときに序論から書き出さない!

序論と聞くと、最初に書くイメージがありますね。

論文を書くとき序論は他の部分が仕上がった最後に書きます。

なぜなら、序論は目次やアウトラインのようなものだからです。

「これからこんな話の流れで論を展開していきますよ」と事前に伝えるのが序論。

だから、論文を仕上げる段階になり、全体像が整理できていないと序論は書けないのです。

小論文も最初は「どんな話をするか=テーマ」「結論=受験生の意見は何か」を書いておきます。

テーマが2つ、3つと複数ある場合は、段落を分けて話の切れ目が相手に伝わるように書きます。

友達との会話では「さっき言えばよかったんだけどー」と話を戻すことがあります。

また「全然違う話なんだけど…」といきなり話題を変えることもあります。

小論文ではありえません。

話を逆戻りさせたり、思い付きで話が移り変わってはダメです。

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テーマに沿って自分の考えを述べましょう

書いているうちにテーマから逸れてしまう小論文も目にします。

例えばこんな問いについて考えてみましょう。

同じ仕事をしていても地域によって賃金の格差がある。この格差にはどのような問題があるか。

札幌大谷大学 社会学部 地域社会学科 学校推薦型選抜より

誤った例として、「賃金の格差」というキーワードに引っ張られて地域という観点が抜けてしまうケースがあります。

誤って、世代間格差職種・業種による格差などに話がずれてしまう人がいます。

話のずれ方も人それぞれで、初っ端からずれてしまう人もいれば、半分くらい書いたところで話がそれる人もいます。

大学入試の小論文対策③ 知識不足、下調べ不足は大きな欠点

推薦入試や総合型選抜は準備がいらないんでしょ??だって教科の勉強がいらないじゃん!」

こんな勘違いをしている高校生はいます。

論文とは「根拠を基に自分の考えを述べるもの」と書きました。

根拠にあたる知識、データがないと、単なる感想文になってしまいます。

そういった人は大学生としてはふさわしくありません。

受験会場で書くタイプの小論文は、受験までに志望する学部・学科の時事ネタ、ニュース、専門書の入門書くらいの知識は頭に入れておきましょう。

出願時に提出するタイプの小論文は、自分で下調べができるので、下調べをきちんと行って仕上げていきましょう。

小論文試験の準備はいつから始める?

前述したとおり、知識を基にして考えたことを述べるのが小論文です。

各大学の出題傾向にもよりますが、半年以上前から準備を始める人もいます。

毎年の傾向を見て、志望する学問分野に関するテーマがよく出題される場合、その分野の予備知識を入れておきます。

テーマが幅広い場合は、新聞、ニュース、時事ネタの本で予備知識を入れておきます。

準備期間が1か月を切ると、かなり厳しくなると思われます。

というのも、小論文の試験は学校の授業がある時期に、並行して準備することが多いからです。

1日中フリーで小論文準備に注力できるなら、2週間くらいで何とかなるかもしれません。

ただし、日本語力、文章力論理的思考が備わっていることが前提です。

大学入試の小論文対策④ 感想文のような表現は避けよう

こんな文末は避けよう。

  • ~と思います
  • ~と感じます

先ほど、論文は「根拠を基に自分の考えを述べるもの」と書きました。

「感想文」とは明確に線引きをしておきましょう。

「~と思います」「~と感じます」という表現は考えたのではなく、フィーリングで書いている印象を持たれてしまいます。

です・ます調は避けよう

また、こんな文末は避けよう。

  • ~です
  • ~ます

自信をもって考えを伝えている印象を持ってもらうためにも、文末は言い切った形が好ましいです。

  • ~である。
  • ~だ。
  • ~と考える。
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大学入試の小論文対策のまとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

小論文の書き方なんて全く分からない!という方の参考になれば嬉しいです。

ぜひ最後まで頑張りましょう!

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