エクセルで男女別に集計したい!条件で数値を合計|アンケート集計に

学校の先生の仕事
この記事は約3分で読めます。

学校では成績を個々につけます。

一方で成績は計算した後に、分析に使うこともあります。

今回、条件を満たした数値の合計、平均を一発で算出する方法をご紹介します。

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をおススメしたい方
  • 体育祭で組別の合計点を一発算出したい先生や実行委員の生徒
  • アンケートを実施し、男女ごと、部活ごとなど、カテゴリーごとに特徴を分析したい先生

教員が重宝するエクセルの関数|SUMIFで合計点を男女別に算出したい

通常の合計を算出する際はSUM関数を使います。

SUM関数は、SUMIFやSUMIFSと言ったIF関数と組み合わせることができます。

条件を指定した合計の算出

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

女子だけの合計点,男子だけの合計点を算出しました。

女子で部活に入っていない人の合計を出したい

さらには,女子の中で,部活動に所属していない人(現在の集計方法では部活動の列のセルが空欄)の合計点を出したいということもできます。

セルが空欄という条件は,“”とダブルクォーテーションを2つ入れればOKです。

複数の条件を指定した合計の算出

=SUMIFS (合計対象範囲,条件範囲1,条件1,条件範囲2,条件2,・・・)

SUMIFは合計範囲が最後に入力となりますが,SUMIFSは最初になります。

順番が入れ替わっているので注意したいです

教員が重宝するエクセルの関数|SUMIF(S)はアンケートの集計で活躍してくれます!

私の経験では、この関数は成績の分析やアンケートの集計でよく使います。

アンケートの集計での活用方法を書いてみます。

アンケートの集計

例えば,興味のある教科についてのアンケートを取るとします。

各教科で「興味がある」と回答があったら,セルに「1」のフラグを立てていきます

単純に合計する場合はSUM関数を使います。

しかし、サッカー部,野球部の回答がどう偏っているかを知りたい場合にサッカー,野球に絞って「1」を数えていきます。

全体の中では数学と英語が3割程度,体育が4割程度となっていますが,野球部,サッカー部に限定すれば12%が数学,87%が体育と回答に偏りがあることが見えてきます。

今回は人為的にデータベースを作りましたが,部活動,性別,住んでいる地域,学力層など,いろいろな切り口で傾向を分析するのに便利です

教員が重宝するエクセルの関数SUMIF(S)のまとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

エクセルの関数は、ひらめき次第でいろいろなことに応用でき、時短にもつながります。

この記事が参考になれば幸いです。

コメント