学校では成績を個々につけます。
一方で成績は計算した後に、分析に使うこともあります。
今回、条件を満たした数値の合計、平均を一発で算出する方法をご紹介します。
自己紹介
教員が重宝するエクセルの関数|SUMIFで合計点を男女別に算出したい
通常の合計を算出する際はSUM関数を使います。
SUM関数は、SUMIFやSUMIFSと言ったIF関数と組み合わせることができます。
女子だけの合計点,男子だけの合計点を算出しました。
女子で部活に入っていない人の合計を出したい
さらには,女子の中で,部活動に所属していない人(現在の集計方法では部活動の列のセルが空欄)の合計点を出したいということもできます。
セルが空欄という条件は,“”とダブルクォーテーションを2つ入れればOKです。
SUMIFは合計範囲が最後に入力となりますが,SUMIFSは最初になります。
順番が入れ替わっているので注意したいです。
教員が重宝するエクセルの関数|SUMIF(S)はアンケートの集計で活躍してくれます!
私の経験では、この関数は成績の分析やアンケートの集計でよく使います。
アンケートの集計での活用方法を書いてみます。
アンケートの集計
例えば,興味のある教科についてのアンケートを取るとします。
各教科で「興味がある」と回答があったら,セルに「1」のフラグを立てていきます。
単純に合計する場合はSUM関数を使います。
しかし、サッカー部,野球部の回答がどう偏っているかを知りたい場合にサッカー,野球に絞って「1」を数えていきます。
全体の中では数学と英語が3割程度,体育が4割程度となっていますが,野球部,サッカー部に限定すれば12%が数学,87%が体育と回答に偏りがあることが見えてきます。
今回は人為的にデータベースを作りましたが,部活動,性別,住んでいる地域,学力層など,いろいろな切り口で傾向を分析するのに便利です。
元のデータベースが違った形になっている!という方はこちらが合っているかも
教員が重宝するエクセルの関数SUMIF(S)のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
エクセルの関数は、ひらめき次第でいろいろなことに応用でき、時短にもつながります。
この記事が参考になれば幸いです。
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