「銀行の利子は期待できないですよね~」
せっかくなら資産運用などで,少しでもお金を増やせたらいいなと自分は思い始めました。
そして,資産運用を始めて,10年が経ちました。
ものすごい冒険をしたわけでもありませんが,その過程でうまくいったこと,自分に合わなかったことを書いてみます。
自己紹介
資産運用や投資の初心者で,20代,30代前半の方に読んでもらえればと思います。
後の内容にも関わってきますが,投資は元手となる資金に加えて,人生の時間が長く残っている方が有利です。
読んでいただいている方の中には公立の教員で副業ができないという方もいらっしゃると思います。
副業ができないけれども,少しでも資産を増やしたいという方の参考にもなると思います。
この記事は自分の体験談です。
投資にはリスクがあります。
私自身も資産が増えたとき、減ったときがあります。
資産運用は自己責任でお願いいたします。
簡単な自己紹介
ここでは自分がいわゆる投資家のような人ではなく,普通の人であることを伝えていきます。
30代の教員で,月~土まで仕事があります。
平日は朝から夕方(夜)まで働いているので,昼間に投資の注文をすることはできません。
性格は割と慎重派です。
「全財産がなくなっても,一発かけてみたい!」なんて全く思いません。
ただ,お金はもらえるならありがたいです笑。
もともと財産,資産があるわけでもなく,生活費は給与でまかなっています。
私が行き着いた結論:きちんと選んだ投資信託が無難
長くなるので、結論を先に書いてしまいます。
こんな私に似た性格や生活感の人はきちんと選んだ投資信託が無難だと思っています。
私なりに「きちんと選んだ」というのは、以下のようなものです。
投資信託なら何でも良いわけではありません。
自分は以下のファンドを積み立て投資しています。
これらのファンドは、小刻みな値動きをしながら数十年単位で伸びているファンドです。
コロナ禍など時には暴落することもあります。
その流れのなかで、高値で買い、安値で売ってしまえば損になってしまいます。
ただ、数十年単位で投資し続ければ、そのリスクを軽減させることができそうです。
堅い話に疲れてきた方はこちらはいかがですか?
自分がやってみた歴代の資産運用の紹介
最初に始めた資産運用:投資信託
予算的にも始めやすいですし,すぐに大損もしなさそうなので投資信託から始めてみました。
いきなり始めるのも不安だったので,3級ファイナンシャル・プランニング技能検定を取ってみました。
ネットを見てもいろいろな人がいろいろな意見を言っています。
何が正しいのか,何を軸に考えればいいのか分かりませんでした。
いろんな意見を聞きながら、少しずつ始めてみようと思ったのを覚えています。
結果,この「少しずつ」というのがよかったんだなと思います。
正直,「投資信託で一発儲けてやる!っていうのは間違っているんだ笑」という印象を学んだ時期でした。
長くやっている方からしたらお恥ずかしい限りです。
次に挑戦した資産運用:FX
投資信託も細々と続けつつ,やっぱり一発当てたいと思っていたので,FXに挑戦してみました。
為替取引の差額が損益になります。
私は日中働いているので,デイトレーダーのような取引ができません。
つまり、日本の株が売買される時間に安い時に買って,上がったら売るということはできません。
FXは基本的に24時間できるので,「夜,家に帰ったらできるじゃん!」と思って始めてみました。
始める前に,「ゴールデンクロス」「デッドクロス」などの基本的なことは勉強したので大損はありませんでした。
ただ,動かないときは全く動きません。
1時間待っても利益が100円以下ということもありました。
「これって1時間バイトしたほうが稼げるじゃん・・・」と感じました。
たしかに始めは珍しさから興味を持てました。
ところがだんだん,1日働いてきた後に1~数時間ひたすらモニタを見て利益が100円程度になることが嫌になりやめてしまいました。
日をまたいで指値注文なども設定してやってみましたが,「なんか疲れるなー」と思いやめてしまいました。
少しずつ投資に回せるお金が増えてきた段階でやってみた資産運用:株
このあたりから,だんだん一発当てようとすることは心が疲れるなと思いました。
資産運用は上の振れ幅が多くなると,下の振れ幅も多くなります。
「どっちに転ぶのか」と気が気でないことに疲れが出てきました。
現金での貯金も少しずつしていたので,株を買ってみようと思いました。
株を買おうと思った理由は,「なんか株持っているってカッコいいじゃん」っていう理由です。
ただ,FXで疲れたので冒険はしませんでした。
また,自分は心情的に損切をする決断がなかなかできません。
売買の差額で利益を出す場合は損切は絶対必要だと思います。
自分は元々経営が安定してそうな企業の株を長期保有するのが目的なので,今のところ損切はしていません。
一応,リスクのことは考えていて,よほど好きな企業でない限り,株価の高い会社の株を買うのではなく,安い株を複数の種類で買うようにしています。
コロナ禍で成長の兆しが見えたので挑戦している資産運用:米国株,米国ETF
日本の株の難点だと思っていることは,売買に必要な金額が高額になりがちだということです。
100株単位での売買が多いので,数万円,数十万円の売買が当たり前です。
特に自分のように安定した有名どころの企業を買おうとするとなおさらです。
そんななか,アメリカの経済成長のニュースを目にして,アメリカの株にも手を出してみようかなと思いました。
米国株は1株から変えるので,数千円,数万円と日本株より一桁安く買えるなという印象があり,手を出しやすいなと思いました。
ここでも冒険はせず,割と大手で一度にたくさんは買わずにチビチビと買っていきました。
一つ一つの株を調べて買うのは大変だなと思い米国ETFも少し手を出しました。
ETFはざっくり,投資信託と同じです。
(厳密には違うので,気になる方は検索してみてください)
ただ,米国ETFの使いづらいと思うのが,金額買付ができないところ。
日本の投資信託は金額買付,口数買付が選べます。
個人的に投資信託は積み立てて運用をしたいので,1口数万円などのファンドを毎月積み立てるのは,お財布に厳しい銘柄もあると思いました。
これからも続けたい資産運用:投資信託
投資信託が長く続けられる投資なのかなと思っています。
今は手数料ができるだけ少ないインデックスファンドで積立投資しています。
日本の投資信託でも海外のETFをベースにしているインデックスファンドがあるので,購入価格を抑えながらコツコツと増やしていけるのかなと思っています。
結局、月並みですが米国のS&P500(VOO)や全米株式(VTI)の値動きに沿った投資信託をメインに積み立てています。
ただし,手数料のかからないインデックスファンドは分配金がないことが多いです。
もちろんすべての投資に言えることは,さらに増える可能性も減る可能性もあります。
短期的に価格が下がっているときに買ってしまって、価格が戻る前に売ってしまったら損になります。
自分の投資のルール 〜イメージは「育てる」〜
「棚から牡丹餅」があれば,そりゃ嬉しいです。
ただ,そんなウマい話があるわけがありません。
何もせずに一攫千金を自分だけが引き当てられるなんて,そんな甘い話があるはずがありません。
他の人も一攫千金を当てているとしたら,世の中の物価だって上がるわけで,そうなったらプラスマイナスゼロです。
子供のころにうずらを買っていました。毎日餌をあげたりして,そのうち卵を産むようになり,味噌汁に卵を入れて食べたものです。
また,小学生の時にきゅうりを育てて,実がなったら「もろきゅう」にして食べました。
投資はその時のイメージに似ているのかなと感じています。
「あったら嬉しいけど,それにすがることはできない」,投資の利益はそんなものなのかもしれません。
ミシュランの星がついたことのあるラーメン屋さん
長期間の投資でリスクは少なくなりそう
数か月、または数年という単位では、購入した投資信託が値下がりする可能性はあります。
しかし、無茶なファンド選びをしなければ、10年、20年単位で考えると増えていることが多いようです。
もちろん、過去に増えたから未来も必ず・・・とは言い切れません。
しかし、時間をかけることでリスクが少なくなりそう、ということは言えそうです。
運用成績の良い口座は、亡くなった方の口座と聞いたことがあります。
年齢が若いということは、それだけ時間という武器を持っていると言えそうです。
もちろんNISA口座を最大限利用します
最後に補足すると,できるだけ税金を払わないようにNISA口座は最大限利用します。
無理やり枠を使い切ることはしませんが,できるだけ利用していきます。
NISAは新しい制度になります。
すでにプロの方がネットに記事を載せているので,チェックしたい方はご覧ください。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
タイトルにも書きましたが、あくまで自分の価値観、自分のルールを書いてみました。
参考にしてもらえれば嬉しいです。
また、皆様のライフスタイル、価値観に応じてアレンジを加えてみてはいかがでしょうか。
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