私自身が受験生として大学受験を初めて経験したときのとき、高校入試との違いを様々な点で感じました。
もしかしたら、ほかの方の参考になればとブログ記事にしてみました。
中には高校3年生になってから手遅れになるものもあるかもしれません。
ぜひご一読を!
自己紹介
大学受験で使う評定・調査書はいつから、いつまでの成績?
高校受験の際は、中学3年のときの成績を使うことが一般的かと思います。
大学受験でも学校推薦型選抜や一部の総合型選抜(旧AO入試)は評定が関係することがあります。
しかし、使う評定は高校1年~受験時までのすべてが計算に入ります。
3学期生の学校では、推薦や総合型には3学年1学期までの成績になることが多いです。
厳密には各募集要項等をご確認ください。
しかも、全体の成績に加えて、物理系の学部・学科なら、数学の評定や物理の評定が出願基準になることがあります。
高校1年生は高校入試が終わったばかりと感じるかもしれませんが、大学入試に向けての準備はすでに始まっています。
大学入試で内申点は必要?一般選抜受験では評定が加味されるケースは少なそう
高校入試では一般入試でも内申点が得点化されて、当日のテストの点数に加算されることがあるかもしれません。
大学の一般選抜は調査書の点数が加算されるケースは少なそうです。
中には「ボーダーライン近辺の受験生のみ調査書の内容で合否を決める」と大学の入試担当の方から聞いたことがあります。
とは言え、ほとんどの場合、学校の成績は直接的に入試にかかわらないということです。
大学入試で内申点は必要?推薦入試で特典になりづらい点~高校入試との違い~
高校入試で優遇ポイントになった点でも、大学入試では加味されないことがあります。
すべての大学に当てはまるわけではありませんが、高校入試とはこんな違いがあります。
皆勤賞による特典は期待できません
高校入試では皆勤の場合、推薦入試の内申基準を下げられることがあります。
大学の推薦入試などで、皆勤賞によって成績の出願基準が下がるケースは聞いたことがありません。
ただし、推薦入試の出願基準に「年間の欠席が10日以内」などと定められるケースは見たことがあります。
この場合は優遇措置ではなく、そもそもの条件になります。
生徒会長、部長
こちらも高校入試では何らかの特典になることがあります。
大学入試では生徒会長や部活動の部長を経験したことにより、出願基準が緩和されるケースは稀です。
見たことがないわけではありませんが、ほとんどありません。
では、生徒会長や部長の経験が無意味になるのでしょうか?
そうではありません。
それぞれの仕事を通して努力したこと、成し遂げたことを自己PRや志望理由書の執筆や面接に活かすことができます。
ただ、役職に就いただけではありません。
その役職でしかできない経験を通して、自分がどう成長したかまでつなげることが大切です。
大学入試で内申点は必要?大学入試で併願優遇という制度は稀です
高校入試では内申点の高い人が私立高校を受験する際に、併願優遇制度を使えることがあります。
併願優遇とは例えば公立高校の合格発表日まで、入学金の一部または全額の支払い猶予があることがあります。
大学入試では調査書の内容に応じた、併願優遇はありません。
受験者数も多いので、限られた日数でそこまで細やかな対応は難しいでしょう。
また、経営的に入学者を確保したい、入学金収入を減額できないといった事情もあるでしょう。
大学入試で内申点は必要かについてのまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今回の記事を読んで、少しでも早く着実に受験に向けて準備してもらえれば嬉しいです。
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