中学校・高校の教員になるには?!教員採用試験の英語の専門教養の対策も紹介!

中学校・高校の教員になるには?!教員採用試験の英語の専門教養の対策も紹介!

制服を着た生徒と女性の先生の授業学校の先生の仕事
この記事は約11分で読めます。

 英語を中心に専任教員になる方法を書いていきます。

この記事をおススメしたい方
  • 教員になることに興味を持っている中学生・高校生・大学生
  • 教員に転職を検討している社会人
  • 教員採用試験の勉強を何から始めていいか困っている方
  • 英語の専門教養の試験の勉強法に悩んでいる方
  • 専任教員になるまでの過程(一例ですが)を知りたい方
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免許は中学校・高校の両方を取得しよう!

公立でも私立でも免許がなければ先生になれません。非常勤講師も免許は必要です。

専任を目指す場合,たとえ高校勤務を希望しても,中学校の免許も取りましょう。

なぜなら,高校だけでは教員採用試験を受験できないことが多いからです。

免許取得には大学1年生から教職課程を履修します。

高校生のうちや,大学受験が終わったら履修するか考えておきましょう。

ちなみに,途中で違うな~と思ったら辞めることはできます。

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年代別 転職で専任教員を目指す人の印象は?!年代別に現場の声を紹介!

専任教員になることを主にお話していきます。

少しだけ非常勤講師のお話も混ぜ込んでいきます。

  • 専任教員:正社員。授業,担任,校務分掌,部活動顧問などを担当。定年までの契約。
  • 非常勤講師:担当授業数により給与が決まる。授業だけを担当。1年単位の契約。

特に新卒の方はすぐに専任教員で採用されることはないことも多く,何回か教員採用試験にチャレンジする人が多いです。

その間は私立の非常勤講師に応募して収入を得ます。

20代で教師に転職

20代で目指すことは問題ありません。

実際,大学・大学院を卒業後に非常勤講師を数年続けて,25歳,26歳くらいで専任教員として採用されるケースも多いです。

最初は新卒で教員を目指す人と同様,非常勤講師の期間があるかもしれません。

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30代で教師に転職

30代になると少し厳しくなりますが,採用されたケースも見たことがあります。

募集を出している学校の教員の年代で30代がぽっかり空いているといったケースでは採用されやすいでしょう。

教員は途中で解雇になることは少ないので,定年を迎えて順に退職していきます。

だから,学校側としては全教科,各年代に均等に教員がいるほうが良いのです。

 最初は新卒や20代で教員を目指す人と同様,非常勤講師の期間があるかもしれません。

一人暮らし,結婚,子育て等をする年代かと思われます。

非常勤講師の年収は300万円前後が平均といわれていて,家計のやりくりを少し考えることになるかもしれません。

正直,男性のほうが採用されやすいです・・・

共学,男子校の私立学校では男性の方が採用されやすいです。

女性は産休・育休があるからです。

30代の女性の場合,採用直後に 産休・育休に入らないかの確認があるかもしれません。

ちなみに男性の育休は期待できません。

いろいろ異論,反論はありますがこれが現実です。

一人でも余分に人をとる余裕はありません。

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40代・50代以降で教師に転職

40代・50代での転職はかなり難しいです。

何か特別なスキルがあれば別ですが,専任教員への転職は厳しいでしょう。

すでに働いている20代・30代の教員との関係性があります。

学校は実力主義とは対極の位置にあり,年功序列となっています。本人は何とも思っていなくても,20代・30代の教員が敬語を使ったり,気を使ったりしなければなりません。

半面,実務経験は若手のほうが豊富ということになります。

中には歳がいっているだけで,教員としてのスキルがないのに偉そうな人なら目も当てられません。

採用時に内面を判断するのは非常に難しいです。

また給与の問題もあります。若い時から勤続年数を重ねて少しずつ給与を上げているならわかりますが,急に入ってきた人にいくら出すのか・・・。

新人と同じ給与でいいものなのか・・・。

非常勤講師なら求人は多いですが,年収は300万円前後と言われていて,昇給も期待できません。

たまに他に収入源があって,単にやりがいを求めて非常勤講師をされている人もいます。

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非常勤講師は同じ学校法人で4年間しか働けない?

教師を仕事とする場合,専任教員をイメージされると思います。

非常勤講師は1年単位の契約になります。

そして,特に勤務に問題がなければ契約は更新されます。

今は非常勤不足なので新しく探すほうが大変なのです。

ただ,現在は有期契約が5年になると,労働者の希望があれば無期契約に切り替えることになります。

私立学校の法人側は人件費を抑えようと非常勤講師として契約を結んでいるのに,無期契約になってしまっては本末転倒です。

ということで,4年たったところで契約終了,契約の更新はなし,となるところが多いのです。

これは契約期間の途中で雇用契約を解除する解雇ではありませんので,特に法的に問題なく行われています。

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免許を持っていれば声をかけられるものではありません。採用試験があります。

免許を持っているだけでは先生になれません。

自分で応募します。

公立なら都道府県,私立なら各学校法人となります。

詳細の発表は3月~4月

試験の要項等,詳細が発表されて応募の締め切りがあるのが採用1年前の3月~4月です。

教師を目指す大学生なら,大学3年生の秋からはちょこちょこと情報を調べてみるといいですね。

前年はいつ頃の情報開示,募集締め切りなのか見ておくと参考になるでしょう。

履修登録やらなんやらで忙しい時期ですが,忘れずにチェックしましょう。

公立の試験

公立は採用する教員は専任であることを前提としています。

公立出身の方は思い出していただくと,授業を担当する先生もほぼ全員が専任だったと思います。

教員都道府県にもよりますが,一次試験は一般教養,教職教養,専門教養,小論文などの筆記試験です。

二次試験は面接となります。

一次試験と二次試験の間に,英語のスピーキングテスト等実技試験がある場合があります。

この辺りは各自治体の形式を確認してください。

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選考通過後に100%採用というわけではありません!

実は公立の最終選考に通過した人は,「採用候補者名簿」に掲載されるだけで絶対に4月から専任教員として働けるわけではありません。

各学校の校長は不足している教科,部活動指導者などを考えながら面接をして決めるのです。

漏れてしまうと,公立の非常勤講師として働いたり,私立学校の非常勤講師や別の仕事をしたりしなければいけません。

私立の試験

私立は経営上,学校全部の授業の半分程度は非常勤講師にお願いしています。

なので,募集を見るときはかならず形態を確認しましょう。

ここでは専任に応募するケースを主に書いていきます。

私立は言ってみれば一つの会社なので,採用方法は学校によって異なります。

公立と同じように筆記試験,面接をやるところがほとんどですが,例えば非常勤講師として働いていた先生を専任教員として登用する場合は,面接のみということもあるかもしれません。

すでに働きぶりは分かっていますので・・・。

ただ,最近はコネは避けられるので,公募という形で試験をきちんとするのが多いようです。

私立では非常勤講師の募集が多いです

非常勤講師は書類審査,面接のみのところもあります。

もしかしたら模擬授業をするかもしれません。

今はどこも非常勤を求めているので,いくつかの学校に応募し真面目に臨めばどこかしらで通るでしょう。

学校側も大学を卒業したばかりの人を選任で採用することは少ないです。

採用して戦力にならなくても解雇にできないからです。

教師を目指す人は,最初の数年は非常勤講師として働くつもりでいたほうがいいかもしれません。

私自身もそうでしたが,非常勤講師は教科指導だけが仕事なので,授業スタイルを確立させたり,いろいろな先生の授業を見させてもらったりして勉強させてもらいました。

いきなり専任になっていたら全部の仕事をこなすなんてできなかったでしょう。

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対策の配分

  • 履歴書,エントリーシート対策:1
  • 一般教養:1
  • 教職教養:3.5
  • 専門教養:3.5
  • 面接・小論文:1

履歴書,エントリーシート対策

大学では一般企業の就職活動をする学生向けに「履歴書・エントリーシート講座」などを実施すると思います。

それを参考にしましょう。

一回書いたら,自分以外の人が読んで伝わるか,採用したいと思われるか,読んでもらうといいでしょう。

何回か書き直しがあることは覚悟しましょう!

一般教養は高校までの学習を復習しよう。

一般入試は高校2年生くらいまでの勉強の内容が出題されます。

文系でも理系でも勉強するレベルとなっています。

自分は実際にはほとんど大学受験の貯金で乗り切りました。

国公立大学を目指していたので(実際には5教科7科目が間に合わず私大文系でしたが),当時のセンター試験(今で言う共通テスト)対策が功を奏したと思っています。

一般入試もきちんとやればよかったのですが,正直なところ手が回らなかったです。

教職教養はしっかり勉強しましょう。

教職教養は大学の教職課程の授業で勉強するようなことが出題されます。

教育基本法などの各種法令,教育心理,教育の歴史,教育時事などです。

教員採用試験用の問題集,参考書を活用しましょう。

自治体独特な問題が出題される?!

東京はそんなことを感じませんが,地方の採用試験は地元にいないと分からないような問題もでると聞いたことがあります。

各自治体は地元出身者,地元の大学を卒業した人を採りたいのかもしれません。

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専門教養の実力は絶対です!一般教養,教職教養よりも大切です!

採用する側からすると,専門教養の点数が低い人に「果たして授業を任せられるのか?」という疑問があります。

私がもし採用する立場なら,一般教養,教職教養がイマイチでも専門教養の点数が高いと,その人を採用したいです!

多少,教育の法令を知らなくて,例えば指導要録の扱いがわかっていない,カリキュラムの組み方がわからない,といった場合でも先輩教員が教えればいいのです。

授業のことは一から教える時間なんてありません。

とはいえ,専門教養の問題集は種類が少ないです。

そして,意外にいいお値段なんです。

正直なところ,大学入試の問題集などに比べて売れないんだろうなと思います。

だから,種類も少ないですし,一つ当たりも少し高くなってしまいます。

英語の専門教養対策はこうやりました

個人的には出題傾向が似た大学入試問題集が対策になるのではと思っています。

各都道府県の過去問を見てもらえればわかると思いますが,共通テストの問題を50~60分くらいで解く訓練をしてもいいかもしれません。

英語は英語教育,英語学(英文法)がテーマの英文が出題されることが多かったなと言う印象があります。

だから,英語学,英語教育の英文を普段から読むようにすると,語彙力,読む力共に効果的です。

不採用なら大学院への進学もあり!

もし学部卒業で不採用になったら大学院への進学もありだなと思っています。

実際,私は大学院で英語学を学びました。

英語学を大学院で学べば,その分野の洋書をたくさん読みます。

学部生よりも英語を読む分量は格段に増えました。

実は大学院を修了するときに受験した採用試験では専門教養の対策はしなくても,選考を通過しました。

小論文,面接は現場での経験があるほうが有利です

個人的な経験ですが,学部卒業時の小論文,面接は何となくわかっている風のことしか書いたり,話したりできませんでした。

私は大学院に行きながら私立学校で非常勤講師もしていました。

大学院修了時の小論文,面接ではあきらかに内容がよくなったと自分でもわかります。

現場を経験した人の話は現実味があります。

学部生でも学校で部活動指導のボランティアをしたり,できれば授業見学をさせてもらえれば,やっておいたほうがいいです。

小論文は書いたものを人に読んでもらいましょう。

採用担当ではない人でも,書いてあることが伝わるかどうかだけでも見てもらうと,書きっぱなしよりはよいです。

面接もいざうまく話そうと思ってもなかなかうまくいきません。

練習をしてもらいましょう。

まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

先生になるための手順をできるだけ一つの記事にまとめてみました。

先のことをイメージするきっかけになれば嬉しいです。

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