部活に途中で入部するとどうなる?!【高校生編】

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高校の部活動は入学時に入る人が多いでしょう。

しかし、中には年度途中や2年生、3年生になってから入る人もいます。

また、一度他の部活に入ったものの、自分に合わずに他の部活に入り直すこともあります。

今回は部活に途中で入部するとどうなるかについて解説します。

隣の芝
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自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をおススメしたい方
  • 入学時に部活に入らなかったけど、やっぱり部活に入ろうかなと思っている高校生
  • 他の部活に入り直したいなと思っている高校生

部活に途中で入部するとどうなる?!そもそも入部はできないのか?

私が知る限り、ほとんどの部活で途中での入部は認められるでしょう。

後ほど触れますが、全国大会など上位の大会を狙う厳しい部活では断られることもあるかもしれません。

しかし、そういった強豪部活は学校内で限られています。

ただでさえ、昨今はあまり部活を厳しくしない風潮が強いです。

ということで、ほとんどの部活が途中入部できるでしょう。

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部活に途中で入部するとどうなる?!部活に入るメリット

途中の入部にはメリット、デメリットがあります。

まずは、部活に入らない場合と、途中からでも入部する場合を比べて、メリットを考えてみます。

途中からでも部活に入れば「趣味」を見つける練習になる

生きる上で、学生なら勉強、社会人なら仕事、家事・子育てが核となります。

しかし、それだけで生きていくのは精神的に辛いですよね。

大人になって仕事でストレスを抱えた時、「趣味を持った方がいいよ」とよく言われます。

多くの中高生にとって、「趣味」に当たる部分が部活動になります。

仕事(勉強)の他に自分で打ち込みたい活動があれば気分転換につながります。

また、仲間と一緒にやる活動なら、人とのかかわりを通してストレスの解消にもなるでしょう。

趣味を見つける習慣を身に付けるためにも、途中からでも部活動をやる意義はあります。

新たな仲間との出会いがある

先ほども触れましたが、部活動に入れば部活を通した仲間ができるでしょう。

一人でいるより、仲間との交流があった方が人生が豊かになることが多いです。

もちろん、同じクラスの中に友達を作ることも大切です。

しかし、必ずしも仲良くなれる人がクラスにいるとは限りません。

複数のコミュニティを持つことで、気の合う友人を見つけやすくなります。

また、クラスでは一緒に何かをするということは、文化祭、体育祭など限られています。

日常的にスポーツ、文化活動を一緒に行う仲間を作ることで、より仲を深められることがあります。

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大人になってからの雑談に一役買ってくれる

大人になって、同僚や取引先の方と雑談をする際に、部活ネタを使うことがあります。

こういった場合に、話が盛り上がることがあります。

  • 会話の相手が、偶然同じ競技の部活に入っていた
  • 同じ部活ではないものの、同じ活動場所(体育館内など)の競技なので雰囲気がなんとなくわかる
  • 珍しい部活に所属していた
隣の芝
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就職活動の際のネタにもなります。

私が大学4年生のとき、就職指導課の方から教えてもらいました。

履歴書の『趣味・特技』の欄は、困ったら高校の時の部活を書くのが無難だよ」と。

無理に入部する必要はありませんが、迷っているくらいならダメもとで入部してみるのはいかがでしょうか。

部活に途中で入部するとどうなる?!途中入部のデメリット

続いて、新入生の時に入部する場合と、途中入部する場合を比べた時のデメリットを書いていきます。

他の部員との技術の差がある

部活の所属期間が長ければ、技術も上達しやすくなります。

入学時に入部した部員と比べれば、技術的に遅れを取ってしまうでしょう。

(もちろん、校外で個人的に練習などをしていれば別ですが…)

それゆえ、最初はレギュラーに入れなかったり、試合に出られないこともあるでしょう。

希望のポジションでプレーできない場合がある

例えば、サッカーで攻撃ポジションのフォワードをやりたいと思ったとします。

しかし、既に活動している部員でフォワードが埋まってしまったら、後からそのポジションにつくことは難しいでしょう。

他にも、吹奏楽部でトランペットをやりたいとします。

しかし、トランペットパートが飽和状態なら、別のパートでの入部ということになるでしょう。

強豪部活の場合は入部できないこともある

例えば、甲子園を目指す野球部などは、部内のルールが厳しいことがあります。

中学生のときに部活動見学部活動体験をしていないと入部が認められないこともあります。

こういった部活には途中から入ろうと思っても認められないケースがあります。

ただ、途中から部活に入ろうと思っている人で、強豪部活に入ろうと思う人は少ないでしょう(^_^;)

部活に途中で入部するとどうなる?!途中入部の注意事項

途中入部の手続き

入部の手続きは、入学時の入部と同じでしょう。

住所、電話番号、保護者緊急連絡先、関係する活動履歴、などを指定された用紙に書くことが一般的です。

これは学校や部活ごとに異なるので、実際に入ろうと思っている部活の顧問に確認しましょう。

うまく元々の部員と仲良くなろう

途中で入ろうと思っている部活は、当然その部なりの雰囲気があります。

後から入る身としては、雰囲気を壊さないように馴染んでいくことを意識してみよう。

逆に見学に行ってから、入部を決めるのも手ですね。

隣の芝
隣の芝

途中から入った人が、元々の雰囲気に合わなかった、部の空気を壊してしまったというケースもたまに聞きます。

部活に途中で入部するとどうなる?!のまとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

人生で数年しかない高校生活なので、ダメもとで挑戦してみてはいかがでしょうか?

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