高校受験が終わり合格を勝ち取ると,いよいよ高校入学です。
期待と不安が入り混じった気持ちになっているかもしれません。
今回は新入生の心配事とスッキリした気持ちで高校生活を送る方法をご紹介します。

自己紹介
高校の新入生の友達作りは無理をしないで付き合おう!
高校生活が始まって,なかなか友達ができないとつらいかもしれません。
でも無理をすると後が辛くなります。
特に女子にこういった悩みを持つケースが多いかもしれません。
女性は協調性が高いことが多いので,少し無理をしても一人でいることより誰かといることを好む傾向があります。
過剰に無理のない範囲ならよいのですが,初めての高校生活でとにかく友達を作ることに無理をしてしまうことがあります。
無理をしがちなケースは,こんなシーンでしょうか。
合わないなーと思ったらフェードアウトするのが一番です。
また,最初から特定の人だけと話すのではなくて,できるだけいろいろな人と話してみるのがいいでしょう。
学校はいろいろな人と話す機会がたくさんあります。
また,誰かに合わせるわけでなく,無理やり頑張って明るい性格を演じようとする人もいます。
途中で疲れてしまうと,相手からは「ノリが悪くなった」と言われてしまうこともあるでしょう。
SNSではいち早く友達を作りたいから,「#春から○○」とタグをつけて新入生を探そうとする人がいます。
本当に注意してください!!
そのタグを使っている人は本当に新入生ですか??
「写真を送って~」「3月に遊びに行こう!」とかで,事件に巻き込まれるケースが少なからずあります。
新しい人間関係がうまく築けるか不安だから,SNSを利用しているとは思います。
しかし,ここはぐっとこらえて高校生活が始まってから現実世界での友達を作りましょう。
別に4月からで出遅れるということはありません。


高校の新入生の部活選びは勉強との両立などをイメージしよう!
どこの学校も仮入部期間があります。
活動日,活動終了の時刻などを確認しておきましょう。
だいたい部活動では新入部員を勧誘するために,楽しさだけをアピールすることが多いです。
入ってみたら思っていたのと違って部活を辞めることになります。
部活を辞めること自体は決して悪いことではないのですが,高校生くらいの年齢だとコミュニティーが減ることに不安を感じるかもしれません。
入る前にある程度,通学時間,勉強時間,ご飯を食べる時間,風呂に入る時間などのイメージができていると,途中で負担に感じずに部活に参加できます。

もともと入ろうと思っている部があれば別ですが,特に決まっていない場合はそういった視点も持って考えてみてはどうでしょうか。
先ほどの友達を作ったり,部活を辞めたりするときの悩みは人間関係になります。
ただ,高校生になると,そろそろ誰かに依存しない生き方に切り替えていくことも大切です。
高校は普通科に進学する人が多いと思いますが,ほぼ無意識に決めていたのではないでしょうか?
高校の卒業後は進学にしても,就職にしても「普通」はありません。
大学進学なら学部・学科,就職なら職種・業種を自分で選ぶことになります。

進学校なら2年次に文系・理系を選択する高校も多く,1年生の6月ごろにその予備調査をする学校もあるでしょう。
入学して数ヶ月で自分の生き方の選択が始まります。
中には友達と同じクラスになりたいから,文理・科目選択をしたいという人もいます。
本当の友情はずーっと続いていくと思いますが,だからと言って同じ進学先,就職先になることはほぼありません。
友達がいないとつらいですが,決して依存をしたり,無理やり自分に嘘をついたりしない生き方ができるといいですね。
そして勉強時間,勉強法についてはこちらの記事にまとめています。
高校の新入生は中学校までの勉強法からアップデートさせよう!
特に進学校に入学した場合,公立中学での勉強法では苦労するかもしれません。
受験対策のことを考えると,勉強量は中学の3倍以上になります。

中学までは「全部覚えてから問題演習」という順番だったかもしれませんが,進学校なら「とにかく問題演習をして,できなかった問題を復習」という勉強法をおススメします。
もちろん,最初のうちはほとんど不正解になると思います。
また,演習と復習は1回だけでは終わりません。
できるまで繰り返すことになります。
一見,効率が悪いように見えるかもしれません。
それでも大学に合格してきた人の勉強法をリサーチしてみると,演習ファーストなのです。

高校の新入生が抱く心配事を解決するヒントになりましたか?
いろいろな高校生を見てきましたが,最初に変に無理をしない,最初に学習習慣を身に着けた生徒は,2年生,3年生になっても高校生活が充実していそうに自分の目には映りました。
これから高校生活をスタートする方の参考になれば嬉しいです。
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