5月くらいから夏休みにかけて多くの大学でオープンキャンパスが実施されます。
高校生にとっては大学という場所を知るよい機会です!
ただ,何も準備をせずにオープンキャンパスに行ってもちょっともったいないですね。
学校の教員の立場で,受験生がオープンキャンパスに行く前に準備しておいた方が良いことを書いていきます。
高校1年生でも早すぎることはありません。
ぜひ,オープンキャンパスに出かけてみましょう!
自己紹介
オープンキャンパスの準備① 開催されるキャンパスの場所を調べよう!
そもそも,オープンキャンパスをする場所が分からなければ話になりません。
家からどう電車を乗り継いでいくのか,どれくらいの時間がかかるのか,前日までにチェックしておきましょう。
通学する場所はオープンキャンパスの場所とは違うかも?!
オープンキャンパスは都内など,沢山の高校生が来やすいキャンパスで行われることが多いです。
しかし,学部によっては別のキャンパスで授業を受けることもあります。
また,1,2年生と3,4年生でキャンパスが異なることもあります。
そもそも受験の選択肢に入らない(=オープンキャンパスに行く必要がない)ということがあるので,事前に知っておくとよいでしょう。
オープンキャンパスの準備② 予約の必要性を確認しましょう!
人気のある大学は人が入りきらないので,予約制になることがあります。
1~数か月前に満員になることがあるので,早めのチェックが大切ですね。
オープンキャンパスの準備③ できれば公式HPなどで,その大学の強みを調べておこう!
もし志望している学科の強みを大学が発信していたら,情報をキャッチしておきましょう。
例えば,建築系の場合,構造が強い,デザインが強いなど,強みがあるようです。
ただ,時間がないなどで当日になってしまうこともあります。
そうなってしまったら,オープンキャンパスの説明会でしっかり情報を聴いてきましょう。
授業科目名,できればシラバスを確認しておこう!
学科のパンフレットには卒業までにどういった授業を履修するか書いてあります。
授業名を見ればなんとなくどんなことを勉強していくかわかるのでチェックしてみましょう。
できれば,シラバスという授業計画をHPなどで見られれば,いくつかチェックしておくとなお良いです。
授業の目標,授業内容,教科書などが記載されています。
無料トライアル実施中!<U-NEXT>調べたことで疑問に思ったことは尋ねてみよう!
オープンキャンパスの質問は自分で下調べをしておかないとできません。
個別相談の時にゼロから尋ねるのはもったいないです。
例えばこんな質問が考えられます。
自分がサービスを受けるという立場での質問ではなくて,大学というフィールドでどう成長していくかという視点で質問をしましょう。
オープンキャンパスの準備④ 全体説明会のタイムスケジュールをチェックしておこう!
これまで上げたような細かいチェックができなかった~という人は,全体説明会が便利です。
その時間だけはチェックして家を出ましょう。
もし全体説明会があれば,1時間や2時間に1回などの頻度で実施されるかもしれません。
その時間に間に合うように到着すればスムーズに見学を始められます。
席に限りがあるかもしれないので,予約の有無のチェックをして,時間にもゆとりをもちましょう。
無料トライアル実施中!<U-NEXT>オープンキャンパスの準備⑤ せっかくなので学食でご飯を食べてみよう!
学食で受験するかどうか決めるわけではありませんが,ちょっとはレクリエーション的要素もないと息が詰まりますね。
学食が空いていれば,カレーでも食べてみるといいかもしれません。
オープンキャンパスの準備⑥ 持ち物も前日までに準備しておこう!
スマホ・タブレット
途中で電車の乗り換えや,地図を見るのに必要です。
筆記用具・メモの取れるもの
今の時代はスマホやタブレットでメモを取れますが,念のためアナログの道具も持っておきましょう。
もしかしたら個別面談でスマホにメモを取っていると,相手が不快に思うかもしれません。
効率性も大事ですが,余計なトラブルを避けるためにもメモを取れる道具を持っておくとよいでしょう。
高校からの宿題で「オープンキャンパス見学シート」のようなものを提出しなければいけないなら,持って行って現場で仕上げてしまいましょう。
服装:特に推薦で受験をしようと思っている人は制服
大学はそもそも私服なので,あまり気にしない先生も多いのかもしれません。
ただ,推薦や総合型選抜なら,制服が無難かもしれません。
少なくとも悪い印象を与えなくて済みますし,「しっかりしているな」という印象を持ってもらえるかもしれません。
これはプラスの評価というより,マイナスにならないための予防策です。
制服で行かない人も奇抜な服装は避けましょう。
(芸術系や被服系はちょっとわかりませんが)一般的にオープンキャンパスは個性を表現する場ではありません。
資料が入れられる大きさのカバン
大学案内,学科案内,オープンキャンパスの資料,ノベルティなど,いろいろなものをもらいます。
学校のスクールバッグやリュックのような資料を入れられるカバンを使いましょう。
最近は紙袋や不織布バッグももらえるところもありますが,行ってみないとわかりません。
また,荷物の個数が少ない方が帰り道も楽ちんです。
大学のオープンキャンパスの準備のまとめ
オープンキャンパスは遊びではありませんが,受験勉強の気晴らしにもなります。
ぜひ事前に準備をして出かけてみませんか?
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