受験が近くなると
と感じる生徒も少なくありません。
今回は学校を休んで自分で勉強することが受験に有利になるかを考えてみます。
自己紹介
大学受験は学校を休むとどうなる?高校を卒業できないほど欠席すると受験できない
高校は義務教育ではないので,学校ごとに定められた欠席日数・欠課時数を超えると進級・卒業ができません。
高校を卒業できないと,大学受験はできません。
高等学校卒業程度認定試験を受けて大学受験の切符を手にする人もいますが,高校に在籍し卒業するより難しいと聞きます。
まずは,そもそも高校を卒業できるだけの出席日数は確保しましょう。
大学受験は学校を休むとどうなる?学校の授業を受けていないと大学受験では通用しないのか?
難関大学を目指すなら,学校の授業の内容は理解できていないと合格するのは難しいです。
その理由を説明するために,入試問題の作り方をご紹介します。
大学入試で作問者が問題を難しく作る方法は,基礎を複数組み合わせることです。
下の記事で複数の項目を組み合わせた例文を紹介しています。
この記事では,
という項目を盛り込みました。
一つ一つは高校1年生,遅くとも高校2年生までに習うことです。
大学受験では「高校生が習うことが,複雑に組み合わさったときに受験生は見抜けるか」ということが一つのポイントになります。
教科書や受験参考書・問題集に載っていないような,高校生が知りえない知識をそのまま問うのでは,大学側も批判されてしまいます。
話を元に戻すと,
難関大学の入試問題は基礎・基本の組み合わせによって出題される
↓
ということは,基礎・基本を習得していないと,難関大学の問題は解けない
↓
基礎・基本は学校の授業で勉強する
↓
学校の授業を理解していないと,合格は難しい
難関大学の話をしましたが,やや平易な入試問題も同じです。
なぜなら,基礎・基本が出題されることに変わりはないからです。
どちらにしても,学校で勉強する基礎は習得しておかないと合格は難しいですね。
大学受験は学校を休むとどうなる?トップ層の生徒は自分でどんどん勉強した方が良い!
基礎・基本をマスターした受験生はどんどん先に勉強を進めるのもありです。
難関大学に合格した人のうち,学校の授業中に自習をしていた人は少なくありません。
個人的には「限られた受験までの時間を一斉授業で拘束させるのは悪いなぁ~」と思っています。
だからこそ,できるだけ多くの生徒が抱えている苦手を解決するよう授業内容を調整をしています。
中には授業と違うことをやっているのを許せない先生もいるようですが・・・
ただし,授業中の自習をすることで効果が上がる人は,基礎問題の抜き打ちテストでは少なくとも8割以上得点できる人だけです。
基礎・基本が8割未満でしたら,まず基礎・基本を徹底させましょう!
大学受験は学校を休むとどうなる?学校の勉強内容が不十分なら,素直に勉強しよう!
「最近の塾や予備校ではどんな指導をしているのかな?」と映像授業を見るときがあります。
もしかしたら,「塾や予備校だから何か画期的な指導法でもあるのかな?!」と思ったりもしました。
しかし,基礎・基本を扱うコンテンツでは学校の授業と同じでした。
受講生に緊張感を与えるために,単元の確認問題として入試問題を使う講義もあります。
そういったスパイスの有無はありますが,真新しいものは特別ない印象でした。
せっかく日中に学校の授業を受けています。
予備校や塾に新たにお金をかけなくても,学校でできることは学校で消化してみてはいかがでしょうか?
自分の学校は本当に受験に対応しているの?!と不安に思ったら,下の記事で学習のペースを確認してみてください。
学校で大学ごとの対策は難しい・・・?!
予備校では「○○大 特別講義」や「△△大 集中演習」など,特定の大学にフォーカスした講座が設定されることがあります。
これは,受講者数が数十人,あるいは100人以上いるからです。
ほとんどの学校では特定の大学を受験する生徒の人数は多くありません。
(毎年,東大に何十人も合格している学校は別です)
数人~十数人のために授業を開講しては,教員の人件費の採算が取れません。
また,年度途中で履修する授業を切り替えることもできません。
だから,受験で使う科目,使わない科目という観点で科目選択希望調査をし,クラス分けをします。
大学ごとにクラス分けをしないので,扱う内容は大多数が必要な基礎・基本になることが多いのです。
大学受験は学校を休むとどうなるかのまとめ
いかがでしたか。
学校の授業だけで難関大の合格は難しいかもしれません。
上手に学校という場を利用して実力アップを目指してみましょう!
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