JAL国内線にはエコノミーよりちょっと席が広い、クラスJという座席があります。
プラス1,000円(予約形態により価格は変動するかもしれません)で、ちょっとゆったり座れますよっていうサービスです。
ただ、機内食はなく、アルコール類の提供もないので、サービスはエコノミーとほぼ同じです。
座席もちょっと広いですが、国際線のビジネスクラスのようなフルフラットになる座席ではありません。
しかし、国際線機材を狙って予約できるとクラスJで予約すると、国際線のビジネスクラス座席を利用できます。
万が一、機材変更の可能性はあります。
特別感のあるクラスJをレビューしてみます。

自己紹介
この記事の情報は、2022年8月の利用時のものです。
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席|なぜ国際線機材が国内線を飛んでいるのか?
コロナ禍のため、国際線の便数をなかなか増やせない実情があります。
また、安くビジネスクラスの座席を体験してもらうことで、国際線が戻った後にワンランク上の座席の予約を増やそうという狙いがあるかもしれません。
国際線のビジネスクラスの座席を国内線で体験!
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席
座席の全体像です。


今回利用した飛行機はボーイング777-200です。

様々なものの配置は、座席が機体の右側か、左側かにより左右対称になります。
座席が飛行機の正面に対して、斜めに設置されています。
画像の窓の位置で伝わるでしょうか。
離陸時は斜め後ろに引っ張られる感覚になります。
(普通は背中の全面にGを感じますよね)
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足は頑張って伸ばさないと、足置きに届かないほどでした。
シートは電動でフルフラットになります。

コントローラーにある通り、マッサージ機能もあります。
しかし、本格的なマッサージではないので、「ヘェ〜こんなものもついてるんだ」くらいの気持ちで使ってみるのがいいかも。
期待すると、正直…。
正直、国内線ではフルフラットの恩恵を受けるには短すぎます!!
もっと乗っていたいと思える座席でした。
でも、とにかく安くビジネスクラスの座席を体験したみたい!という方は乗ってみる価値ありかと思います。
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席テーブル
テーブルは横に格納されています。


国内線では機内食はありません。
空港で空弁を買って、機内で食べる方に便利ですね!
飛行時間が1時間くらいまでだと、あっという間に到着してしまいます。
1時間半くらい飛んでいる路線なら、ゆったり座って、お弁当を食べてとより楽しむことができると思います!
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席の設備
右手には鏡。


女性の方は化粧直しなどをするのに便利ですね。
収納にもなっています。
ディスプレイ操作のリモコンもあります。

ひじ掛けもあり、下には収納もあります。
離着陸時はひじ掛けを下すことになります。

国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席のディスプレイ
ディスプレイは斜めで測ると44cmありました。
※機体が停止しているときにiPhoneで計測。

以前、この型の座席で東京からハワイまで飛んだことがあります。
国際線でも、この画面で映画などを鑑賞すると長時間乗っていても辛さは軽減されました。
ちなみにA350-900の通常のクラスJにもディスプレイがあります。
こちらは割と新しくJALに導入された機材です。
画面は28cmでした。

ビジネスクラスの座席より写真では画面が大きく見えますが、それだけ前後の席の間隔が近いということです。
ちなみにそれでも、窮屈な感じはしません。
新しめの機材です。
クラスJシートを少しだけ紹介します。




機外カメラが設置されています。
機体の下部から前方を映すカメラと、尾翼にもカメラがあります。


小学生くらいの時に、外の様子がイマイチわからないなと嘆いていたのを思い出しました。
小さい男の子がいるご家庭はこの機材は嬉しいと思います!
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席|機内サービスはクラスJと同じでした^^;
ヘッドフォンは通常のクラスJと同じです。

機内エンターテインメントのJAL Mooove!も通常のクラスJと同じで、バラエティ番組、ドラマ、スポーツなどを楽しめます。
といっても、国内線では映画を何本も見られる時間はありませんからね。
また、フルフラットにしたら飛行時間のほとんどを寝てしまったので、全然問題ありません笑
機内食などもありません。
国内線で体験!国際線ビジネスクラスの座席|口コミレビューまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
せっかく、クラスJの料金でビジネスクラスの座席を体験できる機会です。
運よく国際線機材を予約できそうなら、1度試してみてはいかがでしょうか。
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