私自身の経験、初めて英語がわからないと思ったのは、中学校の時のto不定詞かもしれません。
何せ、to不定詞は「to+原形」と形は1つなのに、意味が複数あるからです。
「どうやって見分けるの?」と当時感じたのを思い出しました。
今回はto不定詞に最初につまずいたときのことを思い出しながら、初めて勉強する人のヒントになればという記事を書いていきます。
自己紹介
まずは3つの用法と3つの訳を覚える
to不定詞の厄介なところは、形は1つで意味が複数あるところです。
単語の並び方はto+動詞の原形と勉強します。
一方、不定詞の用法(意味)はたくさんあります。
しかも参考書などを見ると、1つの用法で複数の訳し方が紹介されています。
例えば、形容詞的用法は「〜するための」「〜する」「〜すべき」などがあります。
最初に全部を覚えるのは厳しいですよね。
ということで、私自身、中学生の最初にto不定詞を勉強するときは覚えることを減らしました。
「⚪︎⚪︎用法」などの名前は後回し!
「⚪︎⚪︎用法」っていきなり勉強するのはキツイですよね。
私自身、中学生の時に「名詞的用法」と聞いて、
「『〜すること』って名詞?いや、物の名前じゃないじゃん?!」と、
ツッコミたくなりました。
大学受験を目指すくらいになると、文法用語を知っていた方が分かりやすくなります。
しかし、最初にto不定詞というものに触れる際に、⚪︎⚪︎用法なんて後回しです。
私がつまずいた、形容詞的用法の「〜する」
⚪︎⚪︎用法という言葉を使いだしたので、拒否反応が出てきたら読み飛ばしてください。
私は形容詞的用法のところに書いてある「〜する」にもつまずきました。
「〜するって、普通に『私は英語を勉強する』の『する』と同じじゃん?!何が違うの?」って。
大学受験を意識するころには、英文を読む量や問題の演習量も増えたので理解できるようになりました。
でも、中学生のときは違いがわかりませんでした。
とりあえず学び始めの人は、3つの意味の違いがわかるように型にはめて意味を考えるのをおススメします。
意味はこの3つに絞る:〜すること、〜するために、〜するための
繰り返しますが、to不定詞の厄介なところは、見た目は1つなのに日本語にすると意味がたくさんあること。
最初はこの3つだけ覚えて、意味がわかるようにしましょう。
この3つだけは、とにかく問題演習をしながら覚えていきましょう。
「〜すること」は訳してみて違和感がなければOK
「〜すること」は、「〜することは」「〜することです」などと訳してみて上手くいけばOK。
To go out with friends is fun.(友達と出かけることは楽しいです)
My dream is to be a pilot.(私の夢はパイロットになることです)
I like to eat steak in the restaurant.(私はそのレストランでステーキを食べることが好きです
といった感じで、わかりやすいです。
「〜するために」「〜するための」の使い分け
「〜するために」「〜するための」の使い分けには苦労しました。
実は、「〜するために」「〜するための」は文の見た目では同じこともあるんです。
どちらもそんなに変ではないですよね。
おそらく、こんな本を買ったんだと想像できます。
だから、「〜するために」「〜するための」はどちらもOKなことがあるんです。
ただ、どちらかというと「英検3級に合格するために、本を書いました。」の方が自然かなと感じています。
みなさんはどうでしょう?
でも、この2つはどうでしょう?
2つ目の文は意味が違うと感じませんか?
「ジュースを買うためのスーパー」って、ジュースしか売ってないの?!とツッコミたくなりますよね。
この場合は、「〜するために」の訳すのが自然でしょう。
to不定詞の使い分け方|中学英語の最初の一歩のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私みたいに、特に初めてto不定詞を勉強する方で、意味がいろいろありすぎたわからない!というかたも少なくないでしょう。
そんな方はこの辺りから勉強してみてはいかがでしょうか。
コメント