子供の帰りが遅くなると心配になりますよね。
事件,事故にあうのではないか?
勉強が遅れてしまうのではないか?
高校生にもなると行動範囲も広がるので,好き放題にすると帰りが遅くなってしまうことはあります。
自己紹介
帰りが遅い方が自分にとっていいと思うからそうしている
家に帰ってこないというのは,家に帰るより外出している方が子供にとっていいと感じているからですね。
どんなパターンが考えられるでしょうか?
実際には何か一つだけが要因というよりは複数が絡み合うと思われます。
友達との付き合いを断り切れない
これは大人でもあると思います。
職場の飲み会や友達からの食事のお誘いを断り切れないといったことは聞いたことがあります。
それでも大人になると,あまり一人でいることが苦痛にならない傾向があります。
高校生くらいまでは「みんな一緒」という教育を受けてきているので,逆に一人でいることに対して不安に感じてしまうことがあります。
余計に断りづらいと感じてしまいます。
バイトを入れた方がお金を稼げる
バイトを入れて帰りが遅いケースがあり得ます。
高校生くらいでは生活費を自分でまかなうことはあまりないので,バイトをたくさんすれば,ある程度の欲しい物は手に入るくらい稼げます。
味をしめるとバイトで帰りが遅くなるということになってしまいます。
複数の宿泊希望日が一度に検索可能 日本旅行『赤い風船』宿泊予約塾で帰りが遅い
これはこれまでの2つとは少し違いますね。
ただ,理由の一つとしては塾,予備校の授業があったり,自習室で勉強していたりで遅くなることはあります。
家にいるのが辛い
先ほどの3つは家庭の外にいる方が好都合と感じているからです。
これに加えて,家にいるのが辛い場合は帰りが遅くなるかもしれません。
大人からすると,ものによっては「それくらいで・・・」と思ったりしますが,子供のストレス耐性によってはそれでも家を避けたくなる原因になりえます。
そして,そのストレス耐性を身につけ始めるのは,4歳,5歳くらいからになるのかなと思われます。
では,親としてどうする?
高校生までしつけをしていないのに急に厳しくはできません
特殊なケースですが,急に高校生になってしつけをしようと思っても無理です。
4歳,5歳の時から家庭内でルールを決めて,徹底しておくことが大切です。
家庭が子供に合わせる必要はありません
子供が返ってくるのを待って夕飯の準備など子供に合わせる必要はありません。
特に遊びに出かけているならなおさらです。
人間はやらなくてもすむ苦労を自ら進んで経験することはしません。
衣・食・住が保障されていて,お小遣いももらえるなら子供は何ら困らないのです。
大人も働くのはより良い生活をするためですよね。
夫婦2人で上手にかかわっていきましょう
母しか指導しないという状況では子供は深刻さを認識しないかもしれません。
夫婦で教育方針については相談をして,母と父で話をすり合わせておきましょう。
また,母はよく「怒る」ことが多いですが,父は母の言うことを否定せずに「諭す」構図を作るのが良いでしょう。
両方とも「怒って」いると,家庭の雰囲気が悪いと子供は逃げたくなります。
心配していることを伝え,話し合いましょう
お互いに時間を作って話をする時は,声を荒げたりしても子供の心は離れて行ってしまいます。
親として心配していること,長く生きてきた身として予想できる失敗などを話しておきましょう。
それでも子供は自分がやりたいことを言ってくると思います。
その上で譲れる部分,譲れない部分を決めるのがいいでしょう。
各種法令は知っておきましょう
家庭内の教育とは別に,そもそも高校生が外を出歩いてはいけない時間帯があります。
地域にもよりますが,おおむね23時~4時は補導されます。
この時間帯に家にいない場合は,このことも子供に伝えてあげましょう。
まとめ
子供に対しては支配でもいけないですし,無関心でもいけません。
子供は自分自身ではないので,監督者・教育者として何を許し,何を許さないかを考えてみてはいかがでしょうか。
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