学校で仕事をしていて、
「もし自分が○○をできていなければ、学校で働くのは難しかったかも・・・」
と思ったことを書いてみました。
主観的な内容が多いですが、学校現場の様子をイメージしながら参考にしてみてください。
自己紹介
教員に向いていない人① 大きい声を出せないと不利
学校の教育活動では大きな声での指導が必要なこともあります。
教室で普通に授業をする際も、初めて授業をすると前3列くらいまでしか声が届いていない先生もいます。
声が小さい人は授業、学級運営、学校行事の運営でちょっと壁にぶつかるかもしれません。
教員に向いていない人② 事務作業が苦手な人
教員の半分くらいの仕事は事務仕事になります。
このような細かい事務作業が苦手な人、タスクを整理できない人は苦労するでしょう。
書類をなくしがちな方は、ファイルで整理するなど気を付けたいですね。
教員に向いていない人③ 学校の勉強をしてこなかった人
教員を目指し始めたときは夢があり、いろいろな志望理由があります。
教員の仕事における大前提は授業を受け持つことです。
部活推しの教員も、授業をしない訳にはいきません。
生徒相談に力を入れたい教員も、授業は必ず担当します。
よって、学校の勉強をしてこなかった人は不利になります。
校務分掌、クラス担任、部活動顧問など、他の仕事があるので、教える内容を一から学んでいる時間はありません。
もちろん、人間なので忘れてしまっていること、授業の準備をしながら思い出す内容はあるでしょう。
しかし、専門とする教科の能力は高校生、大学生までの間に備わっていないと厳しいですね。
ちなみに、小学校では教科担任制が少しずつ始まってきました。
しかし、まだ全教科を学級担任が教える学校が多いでしょう。
あまり詳しくない教科は教えるのに苦労しそうです。
フリクションでよく板書計画を書いています。
色分けできて、こすって消せるので便利です。
教員に向いていない人④ 悩みやすい人
学校で仕事をしているとスムーズに1日が終わる日の方が少ないかもしれません。
一つ一つのことに悩んでいては精神的にもちません。
教員に向いていない人⑤ うぬぼれやすい人
学校の先生は早いと22歳で「先生」と呼ばれます。
「先生」=「偉い人」と勘違いしてしまう人も少なからずいるようです。
また、教室の中では40人くらいの子供相手に、大人は自分1人です。
つまり、こちらの指示に基本的に従ってくれる人(=生徒)が大多数いる環境になります。
こんな環境では自分の力を勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
うぬぼれて、仕事として指導をしているという認識を失いやすい人は向いていないでしょう。
教員に向いていない人⑥ 健康面に大きな問題を抱えている人
誤解を招くかもしれませんが、事実としてお伝えします。
身体的に自由がききづらい人は、学校現場で働くのは難しい部分があります。
合理的配慮の点から他の先生がカバーできるのが理想です。
しかし、残念ながら基本的にどの先生も勤務時間に終わらない仕事を日常的に抱えています。
同僚を助ける余裕はあまりないのも実情です。
教員に向いていない人は?現役教員が性格、能力を分析!のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
もし、学校の先生に必要な能力などがあればコメントで押してもらえるとありがたいです。
この記事が、これから学校の先生になる人のヒントになれば幸いです。
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