高校の提出物を出さないと留年になるのか?!

高校の提出物を出さないと留年になるのか?!

本勉強のワンポイント・アドバイス
この記事は約6分で読めます。

生徒目線では提出物なんて面倒くさいなと思う人の方が多いかもしれません。

中には提出を放棄する人もいるでしょう。

今日はそんな提出物について,教員の目線で考えてみます。

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をおススメしたい方
  • 提出物がちょっと面倒くさいなーと思っている高校生
  • 高校の評価って例えばどんな風にされているのか疑問に思った方
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提出物は複数ある評価基準の中の一つにすぎない

高校の評価のポイントはなんでしょうか。

定期テストが一番大きな要素になるでしょう。

その他,小テスト,提出物,授業中の活動内容などが「平常点」として加味されます。

この記事は,5教科をベースに考えています。

体育や芸術などは定期テストがない学校も多いでしょう。

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そんな提出物はあくまで評価基準の一つに過ぎないのです。

だから,評価する提出物がいくつもあって,たまたま一つ出さなかったときに、すぐに留年ということには考えにくいです。

その部分だけ点数がつかないとなるだけです。

逆に,もともと留年の瀬戸際にいる、定期試験の点数が高くない、と言った人はたまたま出さなかった提出物のせいで留年になっていまうということはありえます。

ちなみに遅れて提出した場合は,期限に間に合った人と点数の差をつけるのが一般的です。

それでも,留年の瀬戸際にいる人は,教員が受け取ってくれるなら,出さないより遅れてでも提出した方いいでしょう。

こうなったらダメ元です。

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なんで提出物なんて課すの?

正直に言うと,教員にとって提出物の確認は手間

提出物を課すことで全員の学力が上がるなら,結果につながる仕事として教員も「宿題を出してよかったなー」と感じます。

しかし,実際にはそんなに結果にダイレクトにつながることはありません。

提出物なんて,真面目にやらない生徒は,他の生徒の答えや,配布した解答を写すこともあると教員側もわかっています。

提出物を課して,実力につながるのは真面目なクラスで生徒の半分くらい,普通ならそれ以下です。

生徒を評価するという点については,定期テストだけでズバッと評価する方が公平なのです。

一生懸命働いている男性
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提出物はテストの点数が低い人にとって挽回のチャンス

では,なぜ提出物を課しているか。

一つは,真面目に勉強をしていてもテストの点数が伸び悩んでいる生徒を評価するためです。

クラスに1人~数人くらいは,そんな真面目な生徒がいます。

定期テストの点数だけでは,そういった生徒はどうしても低く評価せざるを得ません。

提出物は今の頑張りと,今後の伸びを期待して評価に入れましょうというスタンスです。

ちなみに,そういった生徒は継続して勉強すれば,半年後,1年後くらいには平均点くらいまではテストの点数を挽回できていることが多いです。

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他にはもともと勉強をする生徒の学習習慣の維持や,学力目標までのペースメーカーとしての役割があります。

宿題をたくさん出せば学力があがると思うのは・・・

「教員が宿題をたくさん出せば学力があがる!」「宿題をたくさん出せば普段勉強しない人も頑張れる!」という考えている教員もいるようです。

SNSでそんな話を知りました。

宿題の量や質は,到達したい学力の目標,受け持っている生徒の日々の学習習慣や学力などを考慮しながら設定します。

たくさん宿題を出せば勉強ができるようになるというのは・・・。

ただ,学校は個別指導ではないので,それぞれの生徒にあった宿題の量や質を調整するのは難しいかもしれませんね。

留年するかもしれない人は絶対に提出物を出した方がいい

ちなみに,留年になりそうな人は絶対に提出物を指定された通りに出した方がいいです!

2学期の後半,あるいは3学期になると,それまでの定期テストの点数で留年するかもしれない生徒も出てくるでしょう。

教員側としては,何も根拠がないのに特定の生徒の点数を上げることはできません。

たとえ留年と進級の瀬戸際でもです。

何かしら点数をプラスするために,特別に課題を設定しているあるいは,過去の課題を出しなさいと個別に伝達したと思われます。

だから,定期テストの点数が振るっていないと指導され,課題を言われた場合は必ずやっておきましょう。

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もちろん,学校によって基準はいろいろなので,やれば必ず進級できるとは言いません。

ただ,留年の可能性を少しでも減らすためにやっておいた方がいいでしょう。

留年

自分が使っている課題のバリエーション

タイミング

夏休み

夏休みの宿題は一般的ですね。

夏休み中も学習習慣を絶やさないために宿題を出しています。

とはいえ,夏休みはまとまった期間に一定の量の課題を一度に渡されます。

計画的にやれない人の効果には疑問が指摘されています。

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ただ大人になってからも,長期的目標,中期的目標,短期的目標を自分で設定するスキルは必要なので,そういったことを意識する機会にはなるのかなとも思います。

少し脱線しますが,さらに言うと課題を自分で設定できるように持っていくのが本当に必要な力だとも思います。

これからの時代,言われたことだけをやっているのではAIに負けてしまいます。

毎週末

大学受験を意識すると,学校の授業だけでは学習量は足りません。

自分で課題を設定できれば良いのですが,特に初めて高校生になったばかりでしたら,何をどれだけやったらいいのかわからない人も多いです。

1年次終了までには,「これくらいの難易度の英文を,これくらいのスピードで読めたらな」などと,到達度をイメージしながら出しています。

提出方法

課題の紙,教材を回収する

iPadなどの電子端末はページ送りや,一度に視認できる量が少なくなってしまいます。

ゆえに,確認にちょっとしたストレスを感じることもあります。

実物の確認ではそういったストレスは少なくなります。

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学習アプリ

ロイロノートなどの学習アプリでは,リモートでも課題の提出ができます。

このご時世,自宅にいてもきちんと課題をやった人が提出できるのがメリットです。

また,出席番号順に並び替える,提出順にするなどを自由に指定できるのでExcelや名表に記録する際に便利かもしれません。

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最近は学習アプリも使い勝手が良くなったので,だんだんこちらの利用が増えていくかなと思っています。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

普段,なんとなくやらされている課題も少し違った見方を持てるかもしれません。

いやだなーと思いながらも,新たな気持ちで頑張れる一助になれれば嬉しいです!

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