留年は他人事ではない?! 成績不振者にも税金が投入されている

一万円 学校の雑学
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義務教育は授業料が無償です。

また高校や大学も就学支援金や補助金が交付されます。

そんな恵まれた環境であるにも関わらず,勉強しないのに学校に通っている生徒がいます。

税金で将来の自分への投資として学校に通っているのに,勉強しない人はこのままでいいのでしょうか?

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
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  • 義務教育以外の学校にどらくらいお金がかかっているか気になる方
  • 勉強をしない人に税金で学校に通えるようにする必要はあるの?と感じる方

消費税が上がった背景

消費税が8%から10%にあげた分の一部は教育格差の是正に使われています。

一生懸命,勉強する人には非常によい施策だと思います。

昔に比べれば経済的理由で学校に通えない人はだいぶ減ったのではないかと感じています。

一方で,授業の内容を復習しない,小テストに準備をして臨まないなど,勉強に積極的に取り組まない人に税金を使う必要があるのかと思うこともあります。

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学習権は大切だけど・・・

人生は一度きりで,その人生を豊かなものにするために学習権はないがしろにされてはいけません。

ただ,経済的事情により教育の格差が生じてしまうことがあります。

そういった格差をなくそうと税金が使われるのであって,初めから勉強したくない,する気がない人に税金を使う必要はないのではと思ってしまいます。

何か事情があって無気力になっている場合もあります。

その場合は,医学的アプローチをきちんと受けて治す努力をするなど,別の形での前向きな対応をするのがいいでしょう。

個人のわがままに税金が使われる状況はいかがなものかと思ってしまいます。

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成果を残す学習者と環境に満足する生徒は分けた方が良い

税収のうち定額を教育に支出したり,世帯収入による奨学金・支援金も減らしても良いのでは?と思います。

それより、

  • 特定の資格を取得した
  • 学校で一定の成績を取った

など,やることをきちんとやる実力重視型の奨学金を増やした方が日本の社会の発展につながるのではないでしょうか。

学校で特待生や奨学生になれる人は上位数%の人ですが,成績の上位50%以上の人には何らかの経済的援助を出すくらいのことをしてもいいと思っています。

(財源は限られているので,成績の良い人ほど給付額が増えるなど段階は分けます)

拙僧がない,ビジネスによりすぎている,落ちこぼれを出すと批判はあるでしょうが,効果はあるでしょう。

入学することに満足してしまう日本の教育の悪いところを是正する方法の一つとして,やることをやらない人には高額な教育費を自分で払う厳しさを求めてもよいと思います。

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留学生は授業料は高い?!

海外の大学は留学生の学費が現地の学生に比べて高いこともあります。

例えば,カナダにあるブリティッシュコロンビア大学のArts(芸術)の場合,留学生は$41,156.40ですが,現地の人は$5,616.90です(記事作成時の情報)。

最初は留学生の方が安い?!と勘違いしましたが,桁が違いましたね。約7.3倍です。

教育はビジネスでもあります。

納税の有無,将来の国益,そういったことも考えて誰にどれだけ税金を使うか考えた方がいいですね。

ちなみに,東京大学の学費をみたところ,留学生だからといって値段を上げている情報は見つかりませんでした。

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