雑談はいらない?授業中の上手な雑談のコツ

雑談はいらない?授業中の上手な雑談のコツ

制服を着た生徒と女性の先生の授業学校の先生の仕事
この記事は約6分で読めます。

授業中に雑談を交える先生は少なくありません。

雑談は上手に使えば、生徒のモチベーションアップにつなげられるかもしれません。

そんな雑談についてフォーカスします。

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をおススメしたい方
  • 授業中の雑談は必要か迷っている先生
  • 授業中の雑談が気になってしょうがない学生さん
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授業中の雑談は教育的効果が高まるものでなければダメ

授業中の雑談は学力向上のための一つの武器です。

教科の勉強を身近に感じてもらうためのエピソード

例えば、高校の英文法がをマスターできている人にこんな話をします。

「住んでいる」という意味のliveは進行形にしません。

しかし、ニュージーランドに3週間滞在した時に、現地の人とこんなやりとりをしたことがあります。

現地:Where are you living?

私:I live in Tokyo.

現地:No. Where are you living in New Zealand?

私:Oh, I live in ○○○(滞在していた宿の名前).

liveは進行形で使うと「(期間限定で)〜に住んでいる」という意味になります。

最初は口語ならliveも進行形で使うのかなと安易に考えました。

しかし、思ったよりも文法に忠実だなって実感しました。

これなら教材の内容でなくても、学習の理解が深まりそうですね。

もちろん、これはliveが通常は進行形にならないということを学習している生徒に対して有効です。

中学生にこの雑談をしても、記憶の定着にはつながりづらいです。

生徒と教員の適切な人間関係を保つための話

言ってみれば、初回授業の自己紹介は雑談ですね。

人間関係が友達のようになるのも問題ですが、生徒が質問・相談しづらい関係性も良くありません。

適度に親しみやすい関係性を保つためにも、教科の内容以外の話をしてみると良いかもしれません。

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学習者の気分転換を促すための話

人の集中力は1時間も続かないと聞きます。

特に苦手な教科はすぐにボーッとしてしまいます。

気分的にリフレッシュするためにも授業の途中で雑談を入れるのは一つの手です。

深呼吸

かつて私が大学生の頃に授業中の雑談について調査をしたことがありました。

講義の中で20〜30分に1回雑談を挟んでいることが多かったです。

大学は1コマ90分になるので、集中力も切れやすいです。

より学生に魅力的に見える工夫が必要になりますね。

雑談についてはこちらの記事も参考にしました。

授業を成功させる雑談の極意!大事なのはネタの種類と…?
授業中に雑談を挟む先生は、多いのではないでしょうか。授業中に適宜雑談を挟むことで、授業中の雰囲気や子ども達の授業への食いつきが良くなることも多いです。<…
学校の時間割はなんでバラバラなの?

学校の時間割は月曜日は国語、火曜日は数学…と規則性がないですね。

これは、ずーっと同じことをやるよりも、時間をあけて学習した方が学習効率が高いと言われているからです。

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雑談を生み出すための方法

今回はこの本を読んでいて、雑談について記事を書いてみようと思いつきました。

この本は1対1のコミュニケーションにおける雑談をテーマにしています。

しかし、授業中の雑談にも使える部分があるので、ご紹介します。

いくつか授業につながりそうなところを引用してみます。

エピソードトークを入れ込む

流行の時事ネタやニュースを話のきっかけにすると、会話が上滑りしてしまい、生の感情を話にくいのです。

…[中略]…

「体験したこと+感じた気持ち」をセットで話すようにすれば、相手との関係はみるみるうちに良好なものとなります。

超雑談力 人付きありがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける【弱点に合わせて読む場所がわかる!】

一対一のコミュニケーションを想定しているので、少しずれるところはあるかもしれません。

しかし、エピソードを使うということは授業にも応用できそうです。

最初に示した、Where are you living?の例はこれに当てはまりますね。

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生徒に知らないことを教えてもらう

最近はアクティブ・ラーニングで活動的な授業をするのも一般的です。

そんな中で、完全に生徒を「先生」と読んでみるのもありかもしれません。

たとえば、相手が話している内容について、「はい!」と生徒のように挙手をして、「●●って○○なんですか?教えてください!」と質問をする。

こうすれば、…[中略]…仕事のようなプライベートのような、絶妙なバランスの会話ができます。

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ラーニングピラミッドでも、他人に教えると、高い学習定着率が期待できます。

参考ウェブページ:平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは?

たまにこういったことを混ぜ込んでもいいかもしれません。

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クローズドクエスチョンも使う

教育の世界では、答えを学習者が考えるオープンクエスチョンの方が好ましいとされることが多い気がします。

オープンクエスチョン:5W1Hといった回答者が情報を答えるタイプの質問

クローズドクエスチョン答えがYes / Noと限定されるような質問

子供の語彙力を育む「オープンクエスチョン」とは?

授業を雰囲気よく進めるためには、テンポも大切です。

全てがオープンクエスチョンになると、あまり時間をかけたくないところに、時間をかけなければいけません。

最初からオープンクエスチョンにしてしまうと、いろいろな答え方ができる分、どう答えていいか迷ってしまい、話が弾まなくなる場合も。

…[中略]…

会話のラリーを重視する雑談において、とくに序盤は、リズム・テンポがとても大事になってきます。

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単元の導入時など、本題に早く入りたい時は、クローズドクエスチョンもありですね。

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まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ご紹介した本について、全て詳細をお示しすることはできません。

興味がありましたら、読んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、私は授業中の雑談は苦手です。

性格的にゴールに最短距離で進みたいからです。

また臨機応変な対応も苦手なので、雑談は準備して話をします。

学習者にとっては、寄り道もしながら学びを深めたい人もいるので、いやがられるかもしれませんね笑

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