大学入試の自由英作文の採点基準

大学入試の自由英作文の採点基準

英語を書いている少年高校生への英語知識・学習法
この記事は約5分で読めます。

自分が高校生だった時に英作文の採点基準はなんだろう?と思いました。

  • 1つでも間違えがあれば失点になるの?
  • ちょっとした時制の間違いでどれくらい減点されるの?

こういった疑問を持っていました。

今はいろいろな入試問題や模試を分析したり,先生と話をして,なんとなくこんな採点基準のところが多いのでは?と思うところがあります。

今日はそういった基準をご紹介していきます。

もちろん,大学や試験を実施する団体によって採点基準は変わります。

どこまで目をつぶるかはそれぞれの大学の価値観によりますので,そこはご了承ください。

この記事をおススメしたい方
  • 自由英作文の対策をしている高校生
  • 初めて教員になって英作文の指導に困っている先生方
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大幅に減点されるもの

論理的矛盾

例えば,

Some people say it is good to refrain from using disposable chopsticks. What do you think about that?

といった設問があったとします。

和訳を添えると,こんな感じになります。

使い捨ての箸を使うことを控えることは良いと言う人がいます。あなたはそれについてどう考えますか。

この英文はrefrain from doing(〜することを控える)を読み飛ばすと,全く逆の意味になります。

ここでrefrainを読み飛ばして,こんな答えを作ったとしましょう。

I agree. They are useful when we eat outside ….

こうなると,「割り箸を使うことを控えること」に賛成しているの?反対なの?と矛盾が生じてしまいます。

難しい試験ほどこういったひっかけを誘うわけですが,矛盾があると大きな減点になる可能性が大きいです。

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情報量不足

これも例題を作ってみたいと思います。

Some people like to eat out. Other people like to eat at home. Which do you like better?

和訳を添えるとこんな感じです。

外食を好む人がいれば,内食(家でご飯を食べること)を好む人もいます。あなたはどっちが好きですか。

これに対して,以下のように答えたとします。

I like the former. These days, hamburgers full of vegetables are sold in my town.

(社会性の薄い解答なので,情報量不足の他にも難ありですがご容赦ください)

ここで問題にしたいのは,解答の中に外食か内食かを理由づけしていないところです。

野菜たっぷりのハンバーガーが自分の街で売られている。

それを,店内で食べたのか,テイクアウトなのか書いていません。

この部分は理由づけにはなっていないので,有効な解答と見なされないかもしれません。

クエスチョンマークの男の子
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意味が通らないor誤解を与えるほどの英語の誤り

文型が大幅に崩れるような解答は有効な解答と見なされないかもしれません。

例えば,これくらい大幅に誤った文などです。

Baseball practice very much.

本当は,I practiced baseball very hard.と言いたいのに,上記のように解答すると英語の間違えが大きすぎるので,解答と見なされないかもしれません。

軽微な減点

語形変化ミスなどの軽微なミス

軽微なミスは減点で済むかもしれません。

例えば,こんなものです。

  • スペルミス
  • 時制の間違え
  • 単数形・複数形 など

こういったミスは,間違えてもほぼ問題なく意味が通じることが多いです。

普段,英語を書く練習をしていない人は,三単現のsを忘れたり,不規則変化動詞のスペルミスをしたり,細かいミスをしてしまいがちです。

本番でノーミスにすることができるかはわかりませんが,日頃の勉強の際に意識してできるだけ減らす努力をしておきたいですね。

採点中の女性

実際の採点作業はどう行う?

例えば,受験者が自分の意見を英語で解答するような問題を,配点10点で出題するとします。

受験生に求めたい情報量として,意見の英文が1つ根拠の英文が2つとします。

そうなると,指定語数は60語程度になるでしょうか。

長文問題など他の問題とのバランスを考えながら,受験生に求めたい解答の形式,分量を問題文で指示します。

求めたい解答が決まったところで,より細かい配点を考えます。

例えば,意見を正しく述べていれば2点根拠・理由は1つにつき4点とします。

根拠は2つの文(情報)を求めたいので,合計10点満点となります。

意見が述べられていなかったり,根拠・理由が矛盾していたり,情報が不足していたら,丸々2点or4点を失点します。

軽微なミスであれば,1カ所につきマイナス1点をしていきます。

まとめ

いかがでしたか。

自分が高校生の時になんとなくわからなかった部分を記事にしてみました。

参考になれば幸いです!

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