【解説】私立学校における教師の求人情報はここをチェック!

【解説】私立学校における教師の求人情報はここをチェック!

求人募集学校の先生の仕事
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教員は夢のある職業だと思います。

自分が学んできたことを次の世代に伝えて,それが次世代の社会で花開くのは喜ばしいことです。

ただ,夢だけでは生きていけません。

教員になって「こんなはずではなかった」と思わないためにも,求人情報はきちんと確認しておきたいです。

公立の場合は各自治体でその地域の学校についての求人は統一されていると思いますが,私立は学校ごとにバラバラです。

教員を志す人は最初,私立の非常勤講師からということが多いと思うので参考になれば幸いです。

隣の芝
隣の芝

自己紹介

  • 非常勤+専任の私立教員歴は約15年!
  • 担任は10年以上経験! 修学旅行の準備・引率、大学受験の指導経験もあり
  • 教科は英語海外への引率経験もあり
  • 校務分掌教務、進路、広報、生活指導、生徒会を経験!
この記事をオススメしたい方
  • 非常勤講師に応募をしようと思っている方
  • 教員を目指している大学生・大学院生
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私立学校における教師の求人情報のチェックポイント① 給与の確認をしよう

私立学校の場合,給与が載っていない場合があります

これはもしかすると問い合わせをしても「採用後にお伝えします」と言われるかもしれません。

若くて実家から通勤できる場合は「何事も経験!」と思い飛び込んでみてもよいかもしれません。

ただ,年齢を重ねるにつれ,独り立ちしたり,家庭を持ったりすると難しいことも出てくるでしょう。

こればかりは,教えてくれないと厳しいので転職して教員を目指す方は気にかけてもよいかもしれません。

また給与の決まり方が勤続年数ベースの学校と,役職給ベースの学校があります。

私立学校における教師の求人情報のチェックポイント② 契約形態を確認しよう!

 契約形態は主に3種類です。

教員の契約形態
  1. 専任教員
  2. 常勤講師
  3. 非常勤講師

専任教員はいわゆる正社員です。何もなければ定年まで働き続けます。

一つ飛ばして,非常勤講師は授業だけを担当します。

授業や試験監督の時間に間に合うように出勤すればいいことがほとんどです。

中には非常勤でも朝から夕方まで拘束になる学校もあるらしい・・・。

給与もいわゆる時給のように担当時間数ベースになります。

常勤講師は派遣社員のような位置づけです。

1年単位の更新などになります。

朝から夕方まで専任教員と同じように勤務します。

ただ,仕事量が専任に比べて少な目になっている学校と,仕事量が専任とまったく同じ学校があります。

このあたりも要確認ですね。

また,「勤務状況を見て専任への登用を考える」と言われることがあります。

本当に考えてくれる場合と,引き留めるためにそう言うだけで、いつまでも常勤講師でいる場合とあるので,そこも注意点です。

よくありそうな呼び名で書きましたが,学校によって呼び名は変わるかもしれませんので,出勤・退勤時間,仕事の範囲などを確認しておきたいですね。

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私立学校における教師の求人情報のチェックポイント③ 仕事の種類を確認しよう!

教員は以前紹介したように,様々な種類の仕事を兼務します。

ただ,どんな仕事があるか明記されていない場合があります。

応募者も都合よく解釈してしまう場合があるため,着任後に「こんな仕事もやるの!?」と思うことがあります。

明記されていない場合も詳しく質問してみた方がよいかもしれません。

教科指導

クラス担任

部活動顧問

校務分掌

公立は専任教員が多く,「初年度は副担任になる」や,「校務分掌の仕事は担任ではない人が担当する」など配慮される学校もあると聞きます。

ただ,クラス数が少なく教員そのものの人数が少ない学校は兼務することも多いでしょう(中小企業のイメージです)。

私立は経営上,必要最小限の専任教員で残りは非常勤講師を雇いたいので,専任教員はいくつもの仕事を掛け持ちすることが多いです。

(これだけ聞くと,公立の方が楽そうと思うかもしれませんが,「公」の性質上,多様な生徒・家庭を受け入れていますし,教育委員会等への細かい報告などが多いと噂を耳にします。)

常勤講師は専任教員に比べて仕事量の軽減があるかもしれないと書きましたが,この4種類のうち部活動指導や,校務分掌に割り当てられなかったりすることがあります。

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私立学校における教師の求人情報のチェックポイント④ 残業代が出るかどうかの確認

これは私立学校の場合です。

公立の学校は教職調整額で一律給料月額の4%が支給されます(2021年3月11日現在)。

どれだけ残業をしても,全くしなくても4%が支給されます

残念ながら,そう法律で決まっているので違法ではありません。

倫理的にはいかがかと思いますが…。

埼玉県の教員が行く末を憂いて裁判を起こしましたが,ぜひ明るい未来につながればと願っています。

さて,話を私立学校に移します。

おそらく定時に帰れる日はほとんどないので,頑張った分待遇に反映されるか気になるところです。

基本的に残業代は支払われないと思った方がよいです

このあたりは学校によってバラバラで,まったく支払われない学校,会議や学校行事で時間が延びた場合は支払われる学校などいろいろです。

ただ,校務分掌の仕事が終わらなくて残った場合は支給されない学校が多いと思います。

部活動手当は付く場合がありますが,1か月数千円,1年間で1~数万円などと労基法の残業代には遠く及ばないところがほとんどかと思います。

私学の場合は「私学共済」への加入ができるかどうかもポイント

非常勤講師の求人は私学のものが圧倒的に多いです。

「私学共済」は健康保険,年金等を事業としており,専任教員は加入します。

非常勤講師も一定のコマ数を担当すれば加入できますが,学校はそのコマ数を超えないように契約を結ぶことが多いです。

私学共済加入者が増えれば,学校が掛け金の半額を負担しなければならなく経営を圧迫するからです。

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私立学校における教師の求人情報のチェックポイント⑤ フレックスタイム制はあるか

残業代や勤務時間に理解のある私立学校は,放課後の部活動指導のためにフレックスタイム制を導入していると聞きます。

8:00ごろに朝の連絡事項の確認から始まり,授業やHRは15:30ごろまであります。

その後部活動があり生徒の下校時刻は18:00~19:00ごろでそのあと片付け等になります。

すべてにかかわろうとすると,10時間以上の勤務時間になります。

(昼休みは20~30分くらいしか取れないと思います)

そこで,部活動指導に当たる教員は昼くらいから出勤し,時間をずらす学校があると聞いたことがあります。

部活動の指導者としても活躍されたい方は,この点も一つ気にしてみてもよいかもしれません。

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私立学校における教師の求人情報のチェックポイントのまとめ

思いつく限りずらっと書いてみました。

こういった情報の見せ方で人を確保しなければならない現状は非常に残念です。

善意に甘えた不安定な教育から抜け出せるよう,国や各学校法人は前向きに取り組んでもらいたいなと感じます。

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